ブックタイトルふるさと潮来 第四輯
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ふるさと潮来 第四輯
水郷伝説氏のぷ〕利根の龍神物まえカ1きH竜神グζ れは中国の伝説や芝居に出てくる架空な動物で、竜の崇敬語である。「竜一とは河川と深い関係にあって、農耕文化が大陸より移入してきた弥生時代に中国より伝承された幻想動物の名前である。竜にまつわる地名や、仏閣にち左む名は、根川下流の常総地方に最も多く、竜頭寺、竜胴寺をはじめ、竜角寺、竜瓜寺、竜眼寺等の名刺があって、ことに利名には竜ケ崎市のよう左代表的在地名もある。わが潮来町khUMU ても、竜尾山荘厳寺、竜雲山普渡寺の名が残されていて、古くから水郷地万の農民には作物に密接な関係をもっ河川の象徴であるか竜神山げに対する深い信仰が根強く浸透し、水郷地方に多い「水神様一も竜神に対する信仰心の現われである。河川は古代よb凶かに大切左ものであったか、人間生活に欠くべからざるものであり、事実、歴史は河川のある処より始っている。水は人間のヨ五”n宇野沢竹_:,'z三塁主「とね」とはアイヌ需で、「大いなる、河」と一?っ意味で、利根川は日本最大の長さを持ち、県と群馬県の境にある丹後山より発し、栃木を横ぎり、千葉、その源は新潟群馬、埼玉、東京、一都五県伊礼次び、太古より悠久として流茨城の六OO万人の生活をうるほし、れ続いているのである。しかしながら現今、経済開発の進患に伴凶、工場、工業用-82一水の活用による渇水、の汚濁、地新企業の流出による河川そして住民Kよる汚物の投げ捨てによって、今まできれいであった利根川や霞ヶ浦の渇水と汚濁が激しくなって、魚や規までも住めないほど河川の汚染が目立ちはじめて来た。水郷の人々Kとって河川は生活の糧であ太古より、hHJ 水は命の綱である。そして何らかの形にないて河川より大左り小なりの恩恵に浴しているのである。いる」「水に恵まれすぎて、のも水郷の人々である。水の有難さを忘れてしかるに