ブックタイトルふるさと潮来 第四輯
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ふるさと潮来 第四輯
〈とともK、器厚も一一て、、リの差がほとんどKみら器の内外Kアナダラ属貝殻の背面をもってした水平方向の条痕が認められる。つぎK器面Kは、口辺から頚部K意匠文を施したものが多くみられるが、特K口辺部Kは念入りな意匠文を展開さぜたようである。施文には、野島式の細隆綿文や沈稿文の繊細な施文手法が引継がれたが、とれK加えて、竹管文、細い竹の外側を引いて押しつけたような刺突文、刻自文、隆起線文などとともK複合的な新たなモチーフの構成が図られた。しかしとの発掘では、沈線文手法の土器が多く.口辺部の数では細隆線文十五個、それK対して沈糠文四十個となっている。辺部を取り巻いて、れる。文様は地文として平行の細隆線や沈線Kよる幾何学的構図を基調とし、それK曲線文を加えている。線の交点や所要の個所、あるいは単独で竹管を押しつけ、そして線で区劃された場所K、刺突文や平行沈線文を加えた。意匠文を展開させたとζ ろは、条痕が磨消され、滑かな地膚を整えたりした。頚部にも口辺部と同様の手の込んだ文様を施したものもみられるが、一体K簡略化されたかたちをとり、竹管文を加えた縦や水平の細隆線文や単線の格/十J 白状文のような施文がなζそして胴部から底部Kかけては概ね水平方なわれた。向の条痕文をもって統一されている。以上の施文の土器は、ものであるが、本類の典型性を物語っているとれ以外に口辺部に格子状沈線文と竹管文の土器沈糠文だけむもの三、四、十七)刺突文と竹管文のもの(第五図五)等がある。他K今後の検討を必要とするものとして、第四図十七は、るが、(第六図十六(同図口二区の混土貝層K発見されたものであ口辺直口で頭部の〈びれがない。口縁は平担。口唇部K刻目文を有する。胎土K繊維を混入しているが多い方ではなく、粘土質は比較的鍛密である。焼色は暗褐色。器厚K七1八ミリ。文様は裏面K水平の条痕がみえるが、表面は水平方向の擦痕文の上K細隆穂文とそれに区劃されたなかK斜目わ太い平行沈線文が配され、そして所々K細い竹崎自によったか、刺突文が-1 0 0一施されている。野島式と鵜ガ島台式の中間型式をあらわしたような土器である。第六図十八は、て発見された。六区の混艮土層下部Kない口縁は平担。胎土K少量の繊維を混入。焼色は黒褐色。器厚は六ミリ。文様は裏面に水平の条痕がみられる。表面は水平方向の擦痕の上に、太田の沈線Kよって構図をつ〈り、さらK所要の個所K縦や斜目K沈線を平行させて充填している。また弧の中央部に縦K刺突状文を一列配してある。の土器K類するかとかもわれる破片が他K 一、口辺直口。と二片あ